覚悟して。
いろんな議論の中で「ペットは家族」という言葉には違和感がある。
市役所では『畜犬』と呼ばれる。いわゆる所有物として『家畜』なんです。事故で命を落しても『物損』事故という扱い。
それが社会の仕組みなんだから、しかたない。
だから「ペットは家族」といいたい人は、自分にいい聞かせているのかもしれない
自分が桃さんと暮らした13年間。
自身の遊興のために、彼女を他人に預けたことは一度もありません。実家の母にすらない。半日以下の留守番か、自家用車で彼女と一緒に楽しめる場所へレジャーへ行くのみ。車中泊が基本。
もちろん不便だけど「犬と暮らす」ってそういうことだと、自分は思っていたから。
サロンにすら預けたくないので、自分でカットできない犬種は選ばないことにして、コーギーはサマーカットしたほうが良いのですが、自分でカットしてた。
唯一、手術を伴う入院の時に1週間、獣医に預けましたが、それこそ動物の麻酔は人間より難しく、送り出す時は医療事故で亡骸になって返ってくるかもと、祈るような気持ちで預けました。
それが飛行機の貨物室だろうと。
ペットホテルだろうと、知人宅だろうと、獣医だろうと『預ける』という行為は、自分の責任がおよばない所で想定外の扱いをされることもあるってこと。
預けるなら一定の覚悟で預けるべし。それが嫌なら預けない。
今回、犠牲になった2件について、飼い主さんからのコメントはない。もしかしたらサインした時点で覚悟はしてたのかもしれない。
その一方、外野がやかましい(笑)
何が『飼い主の心の傷』だよ。
「あの時、選択を誤った」って悩み続ける人生もしかり。逆に言えば、飼い主本人の「この想いを一生かかえて行く」という覚悟じゃん。それが『家族』への『愛』だろ。
根本、覚悟もないのに犬猫飼うな、といいたい。
航空会社にはなんの責任もない。
桃さんを亡くして、かれこれ12年くらい。
今でも「あの時、もっとああしていたら」と思うこともいろいろあるし、いい夢にも 悪い夢にも出てきます。
だからRNが『コーギーモモ』(◡ ω ◡)
コーギーモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2024-01-05 23:28