本日の案件

やしろ本部長、黒沢秘書代理、リスナー社員の皆さまお疲れ様です。

私が見たかっこいい大人は、新卒で入った会社の部長です。
最初に配属された部署の部長だったのですが、仕事もできて趣味でバンドもやられていて、かっこいいなぁと思ってました。
部署の公式な飲み会ではなく、当日突発的に開催が決まった飲み会でご一緒したときは、全員分ドーンと奢ってくださり、大人ってすごいなぁと思ってました。
別の日の飲み会では、二軒目で大阪の北新地のクラブに連れて行ってもらったのですが、そこでは部長も酔っていたのか、お店のお姉さんにべったり甘えていたのを見て、とても意外でしたが人間味があって親近感が持てました。そしてその日の飲み会も、もちろん部長の奢りでした。

当時、私は経費精算の業務を担当していたのですが、ある日部長から大量の飲み屋の領収書ご回ってきました。
入社したばっかりで知らなかったのですが、当時の制度では部長以上の役職の方には、毎月決まった金額の飲み代を使える権利があったそうなのです。
つまり、私がかっこいいなぁーと憧れた部長の奢りは、全て奢りではなく経費だったのです。

一瞬ガッカリはしましたが、部長は変わらず良い人で、僕自身も形はどうであれ奢ってもらっている立場なので、しばらくあやかっていました。

その部長とは、転職した今も時々連絡を取るような仲です。
かっこいい、最高の人生の先輩です。

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