下見は大事
私の高校は当時新設校で山を削り道路も新しく造ったのですが、まだ地図に載っていませんでした。今はどうか知りませんが、当時は願書提出を中学校から受験生全員で向かう習慣があり、道順を覚える意味もあったと思います。
しかし誰も詳しい道を知らず地元の人に尋ねながら向かうと、その道は段々細い農道になり最後は学校の裏門に辿り着く羽目に。それでも無事に願書提をし、女子は改めて建設中の正門から帰ったのですが、男子は「近道だから」と裏門からかえりました。そして受験当日は吹雪で開始が30分遅れるとアナウンスがありました。うちの中学校の男子全員が会場に現れず、さすがに高校側も確認作業に追われていたようです。実はその頃、男子たちは吹雪で遭難していました。正しい道を確認せずに帰った男子は当日も農道から向かい、雪に阻まれ辿り着けず地元の人たちに助けられ、やっと正しい道から会場入りした姿は雪まみれ。受験生の皆さん、一度だけでも実際に学校へ行ってみて朝のラッシュも含めて体験した方が良いと思いますよ。
ピヨコねこの妻
女性/56歳/神奈川県/専業主婦
2024-01-09 19:26