今日の鼻歌
【 大村憲司 / 東京ローズ 】
往年の名ギタリスト『大村憲司さん』というと40代以上の世代には、YMOの2代目サポートギタリストの印象が強い。
ちょうどYMOが海外から逆輸入される形で日本でも人気が出て、絶頂にいたるころに在籍していたからマスコミに露出することも多かった。
逆に言えば、それくらいしか印象がなくて、他にもテクニシャンやメロディアスで人気のギタリストはたくさんいて、当時の自分には大村憲司のどこが良いのかサッパリわからなかった。
そのうちに、大村さんが若くして(49才で)お亡くなりになり。追悼アルバムや追悼コンサートなどに触れているうちに「これほど歌うギターがあるのか」と驚いた。
歌でいえば、布施明さんの美声のようにわかりやすい歌のうまさではなく、玉置浩二さんのささやくようなヴォイスで、語りかけてくるようなギターなのでした。
村上ポンタ秀一さんの企画のカバーアルバムで、Cherさんが『東京ローズ』をカバーしたり。
大村さんの追悼コンサートで、大村さん役でギターを弾いていた、これまた名ギタリストのブッチャー浅野祥之さんがお亡くなりになって、ブッチャーさんとギターデュオのコンビを組んでいた梶原順さんというセッションギタリストの方のLIVEにいったら、いろいろな想い出話とともに『東京ローズ』を弾いてくれて、エモかったですね。
自分が一番好きなのは、大村憲司さんのLIVEベストアルバムに収録しているバージョン。
G 大村憲司
Ds 村上ポンタ秀一
Key 小林信吾
B 青木智仁
美しい名演ですが、全員 彼岸を渡ってしまった。
皆さん、急ぎすぎじゃないですか?w (◡ ω ◡)
コーギーモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2024-01-14 01:16