老いてなお気骨ある者は賞すべきかな
かつての『銀幕のスター』だった人が「最近はスクリーンに映えるようなスターがいない、大河ドラマもそれにふさわしい重厚な役者がいない」とインタビュアに答えたんだとか。
僕はかねてより表現を仕事にしてる人が、後輩をdisったら「おしまい」だと思ってる。
自身が常に第一線にいて、有能な後輩からも良いところは盗むくらいの気構えで、年齢関係なく切磋琢磨する。そうした『現役感』をもった人の表現でなければ、お金を払いたくない。
今ある番組が気に食わないなら自分で作ればいい。オファーがないなら、自分で劇団でも立ち上げるなり、今なら、動画チャンネルを立ち上げるなり、自分なりの『第一線』を作ればいい。
僕の大好きな皆さん『声優さん』たちは皆んなそうして劇団や朗読劇など立ち上げて声の仕事以外にも活動している人も多い。
だから、自分は声優さんの仕事を信用してる。
つい最近、声優の山寺宏一さんが夜、自宅でくつろいでいると、けっこう遅い時間に洋画の吹替で共演していたベテラン声優の羽佐間道夫さんから「明日の芝居について確認しておきたいことがあるのだが」と電話を受けたという。「こうした先輩がいらっしゃることが励みになります。」とポストしていた。
羽佐間道夫さんは91歳。
いまだバラエティやドキュメント番組のナレーション、洋画アニメに引っぱりダコの売れっ子であらせられる。
野沢雅子さん87歳もしかり。
社会人として「追いつける」とは思わないけど(笑)
気持ちだけでも、近づきたいものです。
コーギーモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2024-01-21 21:20