本日の案件
お疲れ様です。
昼食後、給湯室に自分のお茶を淹れに行った際、他部署の部長さんが先に利用されてました。
部長さんは自部署の方々への差し入れに焼き芋をいただいたようで、ご自身で楽しそうに切り分けてらっしゃいました。
部長さんはほがらかで優しい印象のイケオジで、密かに癒しをいただいていた存在でした。
私に気づいた部長さんは笑顔で「みんなの分はないんだけど内緒で。いっこどうぞ」と切り分けた焼き芋を差し出してくださいました。
私はいきなりの推しからのファンサが嬉しくて「ありがとうございます!」と、遠慮しつつ端っこの小さいのをいただこうとしたら、「真ん中の美味しいところをとりなよー!」とズズイっとお勧めされました。
わわわ、嬉しい!癒しのイケオジが少ない焼き芋を、他部署で通りすがりの私なんかに!?美味しいところを食べなーって勧めてくださってる!?
と、内心パニック。
しかし、実は私、焼き芋苦手なんです…!
推しからの思いがけないプレゼントとファンサか、自分の好き嫌いか。
当然ファンサを受け取りますよね!?
部長さんに「内緒で」といただいたので、目の前でパクッと真ん中の美味しいところをいただきました。
ねっとりと口に苦手な味が広がるのを感じながら、部長さんの優しさと笑顔を噛み締めさせていただきました。
びぶりん
女性/36歳/東京都/会社員
2024-02-20 13:02