本日の案件

みなさんおつかれさまです。

私の知っているイメージ真逆さんは、以前、同じ部署に在籍していた30歳代の事務員の女性の方です。正確に言うと真逆のイメージを見ることなく、本人のみが否定しておられた、というケースです。

この方、普段の佇まいや、会話の口調などから育ちの良さが感じられ、周囲の人たちも「どこから見てもお嬢さま」と噂するほどのおしとやかさ。

ただ御本人には直接言う機会もなく、というかそういう俗っぽいことを言うのも憚られるくらいの雰囲気なので、彼女が退職する直前まで誰も「お嬢さまっぽくて素敵ですね」などとは言えませんでした。

そこで、退職される数日前に私が思い切って「お嬢さま感が滲み出てますよ」と言うと、これをまた上品に「そんなことないですよ、初めて言われました」と否定されていました。

本人は「家ではお嬢さまとまったく真逆で、ガサツですよ」などと言ってましたが、仕事中に自分の席から２メートルと離れていないコピー機へ行く際にも、きっちりと机に椅子を収めて席を立つ姿は、ガサツのガの字も感じさせない姿だったなぁ。

結局最後までお嬢さまイメージを残したまま、爽やかに退職されました。3年弱一緒に働きましたが、この人の真逆な感じというのを、1回くらいは見てみたかったな。

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