本日の案件
みなさまお疲れ様です。
私のあの日を境に決めたこと、それはできるだけ後悔の少ない人生を送ることです。
もう10年近く前になると思うのですが、父方の祖父が他界しました。
祖父と祖母はお見合い結婚だったのですが、子供が2人産まれてから上手くいかず、ずっと家庭内別居状態だったそう。
祖母は私の家に遊びに来ることがよくありましたが、祖父は一度も来たことはありません。向こうの家に遊びに行った時も、祖父は一度も顔を見せることはありませんでした。
そして月日は経ち、祖父が亡くなり、棺の中で眠る祖父を見たのが、初めて顔を見た瞬間でした。
私は祖父のことを知りません。どんな考えがあって私達とも交流を持とうとしなかったのか、あるいは出来なかったのか。本当のところはわかりません。
でもあの葬儀の日「この人は後悔せずに死を迎えられたんだろうか」と深く考えさせられました。私はきっと、もう少し祖父のことを知りたかった。
そんなことがあってから、私はできる限り後悔をしないようにと努めています。100%は無理だとしても、できるだけ後悔の少ない方を選んで、いつか私にも来る終わりの時に「満足した!」と思えるように、日々色んなことと向き合っていければなと思います。
零-Rei-
女性/36歳/東京都/アクセサリー作家
2024-03-11 14:39