タオル案件

本部長、秘書、社員のみなさま、おつかれさまです。
この春、高２になる我が娘は、赤ちゃんの頃から、タオルケットが精神安定剤でした。初めて立ったその日には、手にタオルケットを握りしめていましたし、家の中、どこに行くにも引きずって歩き、寝るときには指しゃぶりとタオルケットがセットでした。
それは、赤ちゃん用で小さく、しかし、無着色の、なんの模様もないもので、引きずるために消耗が激しく、すぐに替えのものを購入し、ボロボロのものはさようならしたりして、大きくなってからは、寝るときだけですが、いまだに愛用しています。
それどころか、彼女は、似た肌触りのミニタオルを触る用にキープしており、勉強するときなど、触っているようです。触り方も特殊で、薬指と小指の間に挟んで、スリスリしたり、ときにはほっぺにスリスリしています。
名前もあります。タオルケットとミニタオル、それぞれに、小さい頃から、名前がついているのです。
彼女は、見た目がどちらかというとキリッとしているので、タオルさわさわしてるところは、それなりにギャップがあります。
あのまま、受け入れてくれる優しい男子に出会えることを、母は願っております。

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