大昔、巨大企業に勤めていて、
大昔、巨大企業に勤めていて、
まだ、メールに翻訳(日本語←→英語)機能がなくって、
英語のメールを書くなら、
英語を自分で書かなくちゃ、考えなくちゃ、いけない時代のお話。
私、海外支店にいて(一応、マネージャーでした)、
ある、チビッこい案件を、
ある現地人スタッフさん(5か国語ができるけど、日本語はできない)に
お任せしていて、
彼が日本の本社に「英語で」メールを送って、
そのメールの最後「英語で返信してね、だって、私、日本語できないから」
って(英語で)書いたのに、
本社からの返信は「日本語で返信することをお許しください。」で始まって、
以下、とっても「立派な」日本語で、くどくど説明していて、
明らかに「私」が現地で、
翻訳・通訳することを期待していたわけで、
私→その現地人スタッフさんに指示、
「もう1回、英語で返信するように言ったれや!」
スタッフさん「前のメールに書いたけど、英語で返信してちょうだい。」と催促。
さすがに翌日、日本の本社から、
とっても「立派な」英語で返信がきたけど。
(誰か、英語の達人に、翻訳してもらったっぽい、立派な英語)
巨大企業であっても、
海外案件であっても、
本社の社員が「日本語」大好き、というか、
基本、日本語しか使おうとしなかった頃のお話でふ。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
オペラ座の怪人
男性/48歳/東京都/会社員
2024-03-17 10:35