お疲れ様です。

去年、行われたミッキー吉野さんのトークイベントに行きました。

1980年代のアナログレコードと、2021年デジタルリマスターした音源を、ミッキーさんと一緒に爆音で聴き比べて、本人が解説するというコアなイベント。

最初が『999』でした。司会者に「聞き所は？」と聞かれて「ドラムとベースがまるで噛み合ってなくてスットコドッコイなところ笑」と(笑)

「しかたないんだよ。めちゃくちゃ忙しい頃で、レコーディング前日に奈良橋が歌詞を上げて、タケが徹夜で曲をつけて、朝、僕がアレンジして、リハもそこそこに午後からレコーディング。それくらい普通だったから」

「 曲が終わる頃にようやく噛み合ってきたけど、すぐフェードアウトで終わり(笑) 余韻が美しいでしょう(笑)でもね。こういう荒々しさがロックらしくて良い。時間に余裕があって、すべて上手くいったトラックの曲は意外とつまらなかったり、不思議とセールスも良くなかったりするんだよね。」

『オルガンのソロは見事ですね』と司会者

「そんな状況で皆ヘトヘトだから、メンバーにソロ頼めないんだよ。アレンジャーの責任としてしかたなく僕が弾く。僕のソロはだいたいそんな感じ。」

ちなみに印象的で勢いのいいイントロは「3種類くらい用意してきたんだけど、最終的にタケに選んでもらった。」

などなど、貴重なお話がたくさんでした。

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