「あのヘルプに感謝案件〜助けていただきありがとうございます〜」
小学生の頃、友達5人と電車に乗って
数駅先の公園のプールに行きました。
公園は、下りた駅からすぐなので
プールの帰りは行きと異なる公園出口から
最寄り駅に向かおうと提案があり
みんな、近いから大丈夫だろうと思ったのですが
秀才ちゃんは「行きと同じ道で帰りたい」と
言うので別れて、ひとりで帰路に着きました。
私達は、意気揚々と最寄り駅に向かいましたが
駅はなく見知らぬ土地で完全に迷いました。
歩き疲れ、日も暮れ、お腹もペコペコで
泣きそうになりながら通りすがりの
若いサラリーマンに尋ねると最寄り駅どころか
一駅先まで来ていることを知らされました。
電車賃は、最寄り駅分しかなく
「電車賃が足りない」と困っていると
足りない分の電車賃を4人分
「これで帰りな」と小銭を出してくれたんです。
帰宅すると心配した母からは、こっぴどく叱られ
「そういう時は、相手の電話番号ぐらい
聞いておくの!お礼もできないでしょ!」と
注意され、実に学びの多い失敗でした。
あの時の若いサラリーマンさん
私達を助けていただきありがとうございました
おかげさまで、みんな、
元気なオトナになってますよ~♪(*^-^*)
ちーたん♥
女性/57歳/東京都/パート
2024-04-04 13:06