今日の案件
皆さんおつかれ様です。
今日の案件ですが、病院勤務で採血デビューをしたとき、先輩に助けられたのを思い出します。
人に向かって針を刺すという行為は、新人の自分にとっては手が震えるほどでした。患者さんを不安にさせてしまうので、その緊張を隠しながらやるように指導されましたが、初めのうちは幾度となく失敗し、患者さんによく怒られていました。それを見かねた職人気質のベテラン技師さんが「代わってやるから、よく見とけよ!」とぼそっと一言。患者さんには謝罪した後、軽快なトークをしながら、すっと採血を終えて、患者さんがにこやかに帰っていったのをよく覚えています。
血管をよく触って、頭の中で線を描くこと、その線に針を入れればどんなに細い血管でも成功するから!焦らなくて大丈夫だ!と教えてくれました。
失敗続きでメンタルがボロボロだった自分にも、コツと励ましをくれた先輩は、今は定年で辞めてしまいましたが、いつまでも私の師匠です。
モンちゃん
男性/32歳/栃木県/医療職
2024-04-04 17:16