本日の案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
今から30年程前の話です。
社外にそのまま出ると宜しく無い顧客情報等機密扱い文書をシュレッダーする仕事は、新入社員の夕方の仕事でした。
金融機関だったこともあり、1日にシュレッダー処理する紙の量はかなりのもので、新入社員の私とその同期達と当番制で回して、数十分位かけて作業してました。
現在のようなカジュアルな服装は、平成一桁年代で当然ながら許されず、スーツにネクタイ姿が一般的で、私がシュレッダー当番だったその日も買って間もないネクタイを付けてました。
当時ネクタイピンでネクタイを固定するのはおじさんっぽくダサいとして、ネクタイをブラブラさせながらシュレッダー作業してる中、紙のかたまりとともに私のネクタイが誤ってシュレッダーの中に…。
強烈な勢いで首が絞まり、記憶が飛びました…。
異常音とともにシュレッダー投入口に顔を貼り付けた私の状態を見て、何が起きたのかすぐ理解した上司がシュレッダーのコンセントを抜き、ハサミで私のネクタイを切ってくれたそうです…。
私も数分間気を失っただけで救急車のお世話になることもなく、20歳台で無くしたかもしれない命をお陰様で今日まで無事伸ばすことが出来ております…。
その助けてくれた上司は、私の結婚式も主賓だったし、未だに年賀状を送る"恩人"です…。
広島方向に足を向けて寝れません…。
○番町のジョギングオヤジ
男性/57歳/東京都/会社員
2024-04-04 17:41