ドイツで助けてもらいました

４年ほど前にドイツへ一人旅した時の話です。

２日ほど過ごし電車移動も慣れてきたころ、夜、ホテルの最寄り駅へ向かう電車に乗っていると、なぜかその電車が何駅もスルーしノンストップで走り始めました。
通りで誰も乗っていないはず、なんと回送に切り替わる電車にそのまま乗ってしまっていたのです。どうすることもできず、電車は爆走し続け徐々に郊外の風景に変わっていき、そして車庫へ。

照明が落ち、完全に閉じ込められた！と絶望的な状態…。一か八か、非常呼び出しボタンを連打、拙い英語で必死で助けを求めました。
しばらくすると、運転手らしき男性が驚いた顔をしながら現れ、事情を説明すると、親切にも近くの乗り換え駅まで電車を走らせてくれたのです！

まさか海外旅行でこんなスケールの人助けをされるなんて思いもよりませんでしたが、あの時の彼には本当に感謝しています。今となってはトークのネタの一つですが…笑

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