ひとめぼれ案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆さま、お疲れ様です。
私が一目惚れしたのは、降りた電車に乗ってた人です。
仕事帰りの電車で最寄り駅に着いた私は、いつも通りに降り、発車する電車を横目に眺めつつ改札へ向かって歩いてたら、私が降りた車両の隣の車両でつり革に捕まって乗っていたお兄さんが視界に入ってきました。
そのお兄さんはスっと背が高く、軽くカールしたヘアスタイルに、白いニットに黒いパンツとシンプルだけどオシャレな雰囲気で、目鼻立ちが綺麗なモデルさんの様な雰囲気。
明らかに周りと空気が違い、お兄さんの所だけ光って見えたくらいです。
そのあまりの格好良さに、扉が締まり走り始めた電車に釣られる様に歩きながら、目は釘付けの私。
…モデルさんかな?学生さんかな?!また会えるかな?!…
と見惚れていたら…ガツン!と衝撃が。
目を奪われすぎてホームの柱にぶつかったんです。
目の上を切ってしまった私は、ホームに血痕を残しながら家ではなく病院へ向かうことに。
そして数針、縫いました。
そんな思いをするくらい目が離せなかったお兄さんですが、その後、同じ電車に乗っても会えることはなく。
あれは幻だったのかな…と思うくらい、瞬間的な一目惚れの思い出です。
れまる
女性/51歳/東京都/パート
2024-04-11 17:39