つい先月でしたよね…

「 犬を連れた6歳女児。犬に引っぱられるように走りながら交差点に入り、94歳 高齢ドライバーによる信号無視の車に犬がハネられ死亡。女児は無事。ドライバーには約9千円の罰金 」

という事故の報道があり、
ここの掲示板にも犬飼いの先達として、注意点を書きました。

繰り返しますが、
何より『 信号無視のドライバーが悪い 』これは大前提です。

しかも『高齢者の免許返納』や、不注意でよそのペットを死なせても『器物損壊』による賠償にしかならない、という現行の法律の問題を含んでいて、感情のままポストしている人が多くて。

自分は違う視点から『6歳の子供ひとりに犬を引かせて外出を許した親が悪い』とＸでポストしたら、いくつかトンチンカンな反発のリプライがありました。まぁ、行間も読めない、犬飼いの知識もない連中ですけど。

「 信号無視したドライバーが悪いのに、青信号を渡った側に非はないじゃないか 」とか。非がなくて、交通ルールを守っても、不条理に命が失われたら意味がないじゃないですか。

酒気帯び運転もアクセルブレーキの踏み間違いもなくならない。であるならば、なるべく身を守る手立てをもって、正しいリードの使い方、犬の制御の仕方、犬の引き方をマスターした大人でなければ犬との外出は無理、と申し上げています。


そして今度は「犬を追って踏切に進入した9歳女児、電車にハネられ死亡」というニュース。

「犬を追って」ということは、正しくリードが使えなくて逃げられたか、遊びでワザと放したかの 、どちらかですわね。

技術か、知識か、あるいは両方が未熟だった女児の顛末。これもまた保護者の無責任が招いたこと。

ニュースの論説はトンチンカンです。遮断器のない旧型の踏切という不条理や、群馬県知事を責めても、命は戻らない。

あと、何匹何人 犠牲になれば学習しますか。

12歳以上で、十分な知識と、犬に負けない筋力のある大人が、正しい技術をもって、犬を引いて下さい。犬は子供の玩具ではありません。子供だけで犬を引いてるところを見かけたら、警察に通報しましょう。

防げた命が2つ。これは社会の責任です。

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