本日の案件
皆さま、お疲れさまです。こんにちは。
中学3年生のとき同じクラスに大好きな子ができました。勉強もできるしスポーツ万能、性格もよくコミュニケーション能力抜群のその彼は、いわゆるモテ男でした。
あるとき、掃除の班がその子と一緒になりました。3人1組のその班のもう1人も、クラスで1、2を争うモテ男。 なかなかいい班じゃないか…と思っていました。
ところが、いつも掃除の時間になるとその2人はグラウンドに出て遊びだしました。私は仕方なく1人で教室の掃除をしていましたが、終わる時間に教室に戻ってくる大好きな彼に「ごんちゃん、ありがとう♥」と言われるのが嬉しくて、嬉々として1人で掃除をしていました。
そのうちに、私の友人がその状況を見かねて手伝ってくれるようになり、その友人は「彼はずるい人だよ」と怒っていましたが、恋は盲目状態の私はいつもの「ごんちゃん、ありがとう♥」欲しさに「いいのいいの」と掃除をしていました。
その彼はモテ男のまま同級生と結婚して幸せになっていますが、今頃になって、この年齢になってやっとわかりました。彼は私の好意を利用して掃除をやらせていたのだということが。
そして、私の男を見る目のなさと、友人の的確な人を見る目。今では納得です。
恋は盲目な黒歴史です。
ごんのすけ
女性/53歳/千葉県/専業主婦
2024-04-24 14:02