本日の案件
皆さま、お疲れさまです。こんにちは。
私はハープを弾くことができます。 オーケストラのはじっこのほうにいる、あのハープです。
ハープには弦がズラーッと並んでいるように見えますが、実は音がわかるように印があります。ドの音は赤い弦、ファの音は青い弦となっており、その他の音はその赤と青の弦を目安に弾いていきます。
ハープの音色は皆さんのご想像のとおり、流れるような優雅な響きがします。 私も習う前までは、ギリシャ神話の女神や天使が奏でるイメージでした。
でも、いざ弾いてみると、とかく練習不足な私の柔らかい指先ではろくに音が出せず、指の腹で硬い弦をはじくのですぐに血豆ができます。 そしてそのまま弾き続けて血豆が潰れ、楽譜や楽器に血が飛び散ったこともあります。
また、ハープの足元には7つのペダルがあり、ドからシまでのそれぞれの音の高さを上げたり下げたりします。 けっこう足元もバタバタ動かします。
優雅な音色を澄ました顔で奏でているようで、実はハードな楽器です。
ごんのすけ
女性/54歳/千葉県/専業主婦
2024-05-08 14:46