案件

中学の担任がとにかく熱い人で、思春期真っ只中の生徒たちに負けじと指導して凄いな〜と他人事のように見ていたものの、とある日を境に私も「先生ってばもう…」となることが増えました。
というのも、先生は私がいた生徒会の担当でもあり、私の代から“文化祭”をやることが決まると、先生が意気揚々と『旗揚げ公演として生徒会で劇をやろう！活気づくだろ！』と提案。しかし、生徒会全員猛反対！笑
皆でかなり反発したのですが、先生の熱意に押されに押され、結局アルプスの少女ハイジをやることに。
『台詞は俺が考える！劇中にダンスもやろう！覚えてきて！曲の編集は任せた！』メンバーの意見はどこへやら、凄い熱量でどんどん勝手に進めてしまい、先生と生徒会のやる気の大幅な差により、本番は全校生徒の前でクオリティ激低の劇を晒す地獄。
にもかかわらず、『最高だった！いや〜やりきったな！』と1人だけ盛大な拍手をする熱すぎて前しか見えてない先生が、それからちょっと嫌いになったのは今や笑い話です(笑)

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