本日の案件
私は高校生の時、修学旅行の班長になって欲しいと先生から頼まれましたが、全力で断りました。
理由は、私は人数合わせでグループに入れられたため、同じ班にはあまり喋ったことのないギャルしかいなかったからです。
先生的には、ギャルよりも大人しい陰キャの私の方が安心と思ったのでしょうが、ギャルが陰キャの言う事なんか聞かないだろうし、もしもギャルたちが旅行中に何か良くないことをしたら修学旅行どころか内申点に響く!と思い、ずっと断り続けていました。
時には、泣きながら絶対に嫌だと訴えた日も…。
しかし、先生の必死の説得は2週間も続き、仕舞いにはギャルたちが私のところに来て「アンタが班長やってくれないとウチら友達と一緒の班になれないんですけど!お願いだよ、ファルっち!」と、呼ばれたことのないあだ名で呼ばれ、その圧に負けてしまい結局班長を断りきれませんでした。
その代わり、修学旅行当日は鬼班長になり、ほかの班の人よりも厳しく集合時間を守らせました。
気を張っていたせいか、旅行最終日に私はインフルエンザで倒れ、一生思い出に残る修学旅行になりました。
ファルコに手羽先
女性/23歳/東京都/会社員
2024-05-27 16:56