本日のふつおた案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆さまお疲れ様です!
今週月曜日、悩める浪人生からのメッセージが読まれていましたが、私もかつて少し特殊な浪人生でした。
私は高校卒業後、現役で大学に進学したのですが、志望校に合格できず別の大学に進学したので、少しモヤモヤしていました。
夏休みを迎え、高校の同級生と集まった時、浪人して予備校に通っている友達も短い時間ですが顔を出してくれました。志望校に向かって努力している彼の話を聞いて私も一念発起、仮面浪人をすることにしました。
最初は大学での授業を終えた後に受験勉強をしていたのですが、9月からのスタートだったのでかなりのビハインド。11月頃からは大学にも行かなくなり、受験勉強に打ち込みました。
とはいえそこまで現実は甘くなく、その後の本番では失敗。大学1年目の後期の単位もまともに取れず、割と絶望的な状態。
親やかつての塾の先生等、色んな方に相談をして、通っている大学を1年休学し、改めて予備校に1年間通うことにしました。
この決断に関しては、特に了承してくれた両親に頭が上がりません。
死に物狂いで勉強した結果、当初の志望校よりも上の大学に合格でき、現在に至ります。
この最後の浪人中は、あまり周りにもこの状況を伝えてなかったので、色んな方からのお誘いに、適当な理由をつけて断っていました。
月に1日は息抜きをする日を設けていましたが、10月からはそれもなしにして勉強していました。
唯一後悔しているのは、当時のセンター試験直前に開催された、成人式に行けなかったこと。
成人式に行く姿を両親に見せてあげることもできず、また予備校の地下の自習室にいたので電波が届かず、地上に出たら中学の同級生から何件か着信がありました。
後でメールにて、「熱が出てて行けなかった」と返していましたが、その瞬間は少し悲しかったなぁ。
とはいえ、トータルで見れば、自分的にかなり納得のいく大学に行けて、学生生活を謳歌し、辛いこともたまにはありながらも、社会人生活を無事に送れています。
あの時下した大胆な決断、そして頑張り抜いた1年は、今の私にとっても自信の拠り所であり、自分にとっての誇りであり、宝物のような時間です。
全国の浪人生の皆さん、明るい未来が待ってます。適度に息抜きしつつ、追い込みすぎないよう気をつけながら頑張ってください。
人生フィルダースチョイス
男性/35歳/東京都/会社員
2024-05-29 13:26