能 〜 安宅 勧進帳 酌掛 〜
お疲れ様です。
先程、国立能楽堂にて能を鑑賞してきました。
今回は
『安宅 勧進帳 酌掛』です。
一言で言うと圧巻でした。お見事でした。
驚くほどに非常に長い台詞と、序盤から終盤までに動が多く、
そんな中でも特に見応えがあったのは、弁慶の、強さを秘めた張りのある勧進帳の読み上げのシーン、そして最後の極め付けは弁慶の舞。
輝きを放つ弁慶による渾身の舞、その間に、義経が足早に逃れ去るシーンは緩急ついて息を呑む瞬間でした。
本当に圧巻で、心が満たされました。
ありがたいご縁がありこれまで能を鑑賞してきましたが、昔から受け継がれてきた伝統芸能を、今の時代に生まれてこうして鑑賞できている事に、感謝の気持ちと何とも言えない感動を覚えました。
伝統芸能に触れることを、是非ともリスナー社員の皆様へもおすすめいたします。
クォーク
女性/43歳/東京都/会社役員
2024-06-01 20:23