案件のこと
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れさまです。
数年前に島根に旅行した時に、泊まった宿にレトロが詰まっていました。そもそも旅館の建物自体がレトロの権化みたいなビジュアルをした木造の立派な年季の入った建物。電話は指を突っ込んでジリジリと言わせて回す、黒電話。ただしこれは現役ではなく、なのでロビーにソファーセットがあったのでそこでツレと一緒に旅館の受付ごっこをして電話で遊んでいました。
が、もっとグッときたのが、部屋の扉。の、鍵。外からはもちろん、普通の鍵穴があります。そして部屋の中からは、ドアノブの真ん中に丸いボタンがあり、それを押すと鍵がかかるというもの。「うわぁ!おばあちゃんちにあったやつだ!」と30過ぎのおじさんを大騒ぎさせるパワーがその押しボタン式の鍵にはありました。そういえば、握力が足りないと滑ってしまう、円形の丸いドアノブ自体も、昭和の遺産かもしれませんね。こんな心許ないドアとドアの鍵なら、いざとなればいくらでも壊して侵入したり脱出したりできそう。と思ったのはここだけの話です。
アフ口ふきげん
男性/38歳/広島県/農業
2024-06-04 15:43