異文化交流案件
お疲れ様です。
私の務める会社は従業員100人くらいの建築関連の中小企業です。
そしてそのうち90人以上が外国人または外国出身の日系人です。
国の数で言えば11カ国にのぼります。
多いのは南米系の日系人(ウチの会社の社長が日系ブラジル人のため)でブラジル、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビア出身の人たち。
次に多いのがベトナム人とインドネシア人。
彼らは技能実習生として日本に技能を学びに来ているというスタンス。
そしてフィリピン、中国、アメリカ合衆国、ナイジェリア…そして日本。
純潔な日本人は私を入れて7人くらい…
コレだけ多くの国から来ているので文化の違いや考え方、常識、マナーなどの違いに日々苦労しています。
彼らの住むアパートを探したり、住み始めてからも近隣とトラブルを起こさないように指導したりと直接関わってみないとわからないことばかり。
ある国の人たちはテーブルを利用せず床に直に座って食事をするため、床のフローリングが鍋の焦げ跡がいっぱい出来ていたり、ある国の人は強い香辛料を使った料理を好み、その強烈な匂いが換気扇から周りの家に広がり近所の人からクレームが来たり、夜中まで酒を飲んで大騒ぎしたり、生ゴミをベランダに出しっ放しにしてカラスがたかっていたり…と日本の常識、マナーを教えるところからスタート(汗)
宗教的な違いや国同士で仲が悪かったり…毎日なんらかの問題が起きます(涙)
それでも日本の建築・土木業界は外国人労働者がいなければ回りません…
日本人の若者が嫌がる、『きつい、危険、汚い』仕事を一生懸命に頑張ってくれています。
以前、本部長は技能実習生として日本に来ている若者たちに対して、友達になってあげたい…という主旨の話をされていたと思いますが、是非一度ウチの会社の外国人たちに対して講演をしてください。
励ましてやってください。日本の良さを教えてあげてください。
宜しくお願いします。
坂本龍三
男性/59歳/神奈川県/会社役員
2024-06-11 17:45