真心案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です!
本日の案件ですが、15年前のイタリア旅行での出来事を思い出しました。
大学の卒業旅行で当時の彼女とスペインフランスドイツイタリアを2週間かけて周りました。
そのイタリアでバチカン市国に行きたかったのですが道に迷ってしまいケータイで調べることもできず…。
意を決して近くにいたイケおじ風のイタリア人に道を尋ねました。とは言っても挨拶こそイタリア語だったものの私たちはイタリア語はおろか英語もたどたどしく、拙い英語と手元の簡単な地図を見せながら必死に伝えようとしました。一方イケおじはイタリア語しか話せないようで、イタリア語で何か言ってくれていましたが残念ながら理解できず。
諦めかけたその時、イケおじは道の先に向け大きく腕を振りながら、「ドリットゥ!ドリットゥ!」と我々に必死に訴えかけてきました。何度も聞くうちに「この道を真っ直ぐいけ!」という意味だと伝わってきて、お礼を言ってその通りに行くと、無事に目的地に着くことができました。
あとで調べたらイタリア語でDritto、まさに「まっすぐ」という単語でした。
イタリアでたどたどしい英語しか話せないアジア人の若者に対し、真摯に真心を持って対応してくれたイケおじイタリア人に心から感謝しています。
それからしばらくは私たちの間でドリットゥ!が流行っていました笑
ちなみに、その時の彼女は今の妻です。
ちぇるしー
男性/39歳/千葉県/公務員
2024-06-18 15:37