ほっこり案件
皆さま、お疲れ様です!
ある春の夜のことです。
夜11時半も回って、夫も娘も寝室へ行きました。珍しく高校生の息子だけがリビングに残っています。眠そうにしているので「寝ないの?」ときくと、「うーん、まあ?ちょっと?」と言葉を濁して、ニュースを見ていました。
私はキッチンで明日のお弁当の支度を続けていて。
しばらくして突然、「よし!寝るわ!」と息子の声が。振り向くと「お誕生日おめでと。明日朝5時半。おやすみっ」っとつぶやいて、階段を上がっていきました。
時計を見たら、ちょうど0時。
あ、そうか、私の誕生日!
眠いのに、このために起きててくれたのか。言葉少なくぶっきらぼうでもその心があったかい。真夜中の思い出です。
みどみどり
女性/51歳/東京都/自由業
2024-06-18 18:12