社員掲示板

本日の案件

この前、電車でとんでもない好青年に出会いました。
ホームへ向かうエスカレーターにて、白杖を持った男性を支える中学生か高校生くらいの男の子が。
少し足元もおぼつかない様子の男性に、丁寧に寄り添いながら電車の席まで案内してあげた男の子は
「ここまでしかできませんが」と言って私の隣の席に座りました。

すでにほっこりした気持ちになったのですが、男の子は電車が出発するまでに携帯でどこかへ電話しはじめました。
隣から漏れ聞こえる声から察するに、どうやらお母さんと話しているようです。
「うん、そう、目が見えないみたいで。結構足元が危ないから・・・このまま改札まで・・・」
『・・・どこで降りるの? え?帰るの遅くなるじゃない』
「そうなんだけど、心配だし・・・」
なんと、その男の子はお母さんに白杖の男性の最寄り駅まで付き添っても良いか相談してお母さんの了承を得ていたのです。
電話の後、立ち上がって再び男性の方へ向かう男の子。
駅まで付き添う事を伝えて、そのまま男性の前に立ったまま電車は出発。

私は彼らより先に降りてしまったのですが、きっとあの男の子は自分の家から離れた駅まで寄り添ったのでしょう。
ほっこりを通り越して、胸がぎゅんっと熱くなりました。
漫画か映画のワンシーンかな???私が同い年のヒロインだったら完全に恋に落ちていました。
あんないい子がいる世界、捨てたもんじゃないなと思います。

ひなな

女性/35歳/埼玉県/会社員
2024-06-18 18:44

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