壮大な1人旅
もう40年以上前のこと、鉄道が大好きな兄は小学6年生の夏休みに神奈川県から祖母のいる北海道へ一人旅へ行きました。
当時は上野から北斗星の寝台列車に乗り、青森からは青函連絡船に乗り換え、また函館から特急電車に乗り継いで網走方面へ無事に着きました。
ルートも時間も切符も全部自分で調べていき、母親に見送られて寝台列車に乗った兄の後ろ姿を今でも覚えています。
帰りも1人でフェリーや新幹線を乗り無事に帰ってきました。
後から知ったのですが、道中寂しさや不安でいっぱいだったそうですが、見知らぬ叔父さんや車掌さんが声を掛けてくれたり、食べ物をくれたりと人の優しさが有り難かったそうです。
その3年後に私も同じように電車で1人旅…とはせず飛行機でピュッっと北海道へいきました。
今のご時世だと小学6年生で一人旅をさせるのはなかなか難しいと思いますが、12歳で成し遂げた兄を凄いなぁと思ってます!
とさみ
女性/45歳/神奈川県/パート
2024-06-20 17:27