自転車のルールについて
いま運転免許を取ると、自転車のルールは絶対に習います。
何故なら自転車はエンジンを積んだ乗用車と同じ「車」の仲間だからです。
乗り物には「車」という大きいグループがあって、ここから細分化すると、自転車は「軽車両」という扱いになります。この軽車両の運転には免許は不要ですが、自動車と同様の交通規則を課され、違反行為には罰則もあります。ここまで全部、法令で決まっています。
先日運転免許の更新に行き、30分の講習を受けたら、講習内容のほとんどが「自転車や電動キックボードに対する注意」でした。これらの乗り物は運転免許がなく、ルールが分かっていない人が意識せずに危険な運転することが多いのに、事故を起こした時に責任を取らされる割合は大体自動車のため、自動車という加害者の立場から、自転車や電動キックボードの扱いを学ぶ必要があるためです。
でもこれはおかしなことで、本来この講習は、運転免許を持たない人こそ聞くべき話です。なぜなら法令にのっとれば「ルールがあやふやなのに『車』を運転している」危険な状態だからです。そして運転免許を取得している人は、運転免許を取るプロセスで自転車や電動キックボードが原因で起こる事故を知り、正しいルールや乗り方を必ず勉強しているためです。(そうしないとそもそも運転免許試験に受かりません)
なので私は、都内で自転車や電動キックボードに乗る人こそ!運転免許を取得すべきだと思っています。
そしてこのラジオの場で、運転免許を発行する警察の方を呼んで、正しく啓発することが社会的に重要なことだと思っています。
港区OLこまち
女性/29歳/東京都/会社員
2024-06-20 17:31