ヒリヒリドキドキ案件
会社のイベントで、裏方のリーダーをしたときのことです。
内輪のイベントとはいえ、350人を超えるイベントで、大きなホールの舞台で、照明、音響、スライド資料の投影をチームで任されていました。
そして、とてもえらい上司のトーク中のこと。
予定されていたスライド資料に沿って、順調にトークを進めていました、が。
上司のトークがウケ始め、ノリ始め、、、
当初の予定にないことまで話し始め、、、
嫌な予感は的中。
突然、裏方の私たちに向かって、
「ほら、あの資料、あるでしょ?ちょっと画面に出してくださる?」
と、突然予定にないことを振ってくるではありませんか!
おいおいおいおいおいおい!
いきなりそんなこと言われてもさ、そりゃあ私のパソコンかスマホか、どこかにはあるだろうよ!あなたが何日か前に、ぜんっぜんこのイベントと関係ない話の時に、私にメールで送ってきた、あの資料でしょ!?
でもさあ!
それ!今なの?ねえ!今なの!?
今じゃないでしょーがーー!!!
と、心の中でこのセリフをたぶん1秒で言い終わるくらい焦りました!スライド資料の投影を担当しているチームメンバーもあたふたしている横で、私は必死で手元のスマホを使い、Eメールの受信箱をあさり、上司から送られた数日前のメールから、なんと資料を見つけ出しました!
しかも、最悪のケースを予測して、スマホからスクリーンに映し出すためのコネクターも持参!この時ほど、いらぬ準備までしておく用意周到な自分を褒めたことはありません!
無事に資料がスクリーンに投影され、上司は「ああ、これこれ。ありがとうね」と、ご機嫌でトークをお続けになられました、、、
ヒヤヒヤスリリングなイベントの大成功でした。
てつおの母
女性/44歳/神奈川県/専門職
2024-06-24 23:27