ヒリヒリドキドキ案件
本部長、秘書、社員の皆様、スタッフの皆様、スポンサー様
お疲れ様です。
水族館の仕事で北極に行った時のことです。
ダイビング機材を小さなボートに積み込んで、ポイントまで漕いで行きました。
流氷群はまだ2キロほど沖にあり、海面は大きく開いているので、何も心配せずに潜水を開始しました。
ところが数分後、念のため腕に付けていた命綱を船上で待機していたメンバーがグイグイ引っ張るので、何事かと浮上したら、何とさっきまで遥か遠くにあった氷が、急な風で吹き寄せられて、ボートとの隙間は僅か1メートルほどまで迫って来ているではありませんか!
慌ててボートに上がるとそのままボートは氷に囲まれて水面は見えなくなってしまったのです。
あと少し上がるのが遅かったら氷の下に閉じ込められるところでした。
流氷は見えている部分の何倍も水面下に隠れているので、人間の力などで動かせるものではありません。
帰りは氷の上をボートを引きずって陸に戻りましたが、本当にヒリヒリドキドキの体験でした。
サソリの毒にやられた男
男性/60歳/埼玉県/会社員
2024-06-25 18:35