本日の案件!
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です。
たられば案件!!
まさにこの時期になると思い出すことがあります。
高校時代、野球に打ち込んでおり、この時期は特別な時期でした。
スーパーがつくほどの弱小高でしたから、
甲子園を目指す…なんて夢のまた夢。
それでも必死に日々白球を追いかけておりました。
忘れもしない高校三年生最後の夏。
神奈川県予選、第一回戦。
4回まで両校譲らずのシーソーゲーム。
4回裏、私の高校がピンチに。
同点で、2アウト2塁
ここでピッチャーがコントロールを乱しフォアボール
その際に、フォアボールでランナーに出た選手が、一塁コーチャーの選手とハイタッチをしていました。
高校野球では、コーチャーの人間と、選手が触れることがあると打者はアウトになるルールがあります。
その瞬間を確実に見たんです。
ただ、結果的に言うと、審判に言い出せなかったんです。
そして、次のバッターにヒットを許し、結果この回に3失点。
その後も得点を許し、結果的に7回コールド負け。
今思えば、すぐにでも審判に伝えれば、打者がアウトになり交代となるシーン。
ただ、当時の私の頭には、
今この事実を伝えたら、あの選手はどうなってしまうんだろう…
監督に怒られるかな…
同じチームの選手にどのように思われるのかな…
辛い思いをするんじゃないかな…
と、そんな考えがぐるぐる巡り、結果的には言えなかったのです。
あの時言って『れば』
勇気を出してい『たら』
何度も何度も何度も何度も
数えきれないほど後悔しています。
この話は15年以上経った今、一緒に戦った野球部の人間にも言えてないんです。
いまだにこの時期に、思い出しては、唇を噛むような記憶に胸を締め付けられます。
相手のことを考えて言えなかった。
これは優しさでも何でもなく、ただただ自分が甘かったのです。
この時のような事がないように、今では、その時、その瞬間に感じた事、思ったことは伝えよう。という考えになっています。
それでも、やっぱり、いつ思い出しても悔しさが込み上げてきます。
川崎ゴリラin The Sky
男性/37歳/神奈川県/自営・自由業
2024-07-08 17:24