まさかの偶然案件

本部長、秘書、お疲れ様です。

２０代の頃、遠距離恋愛していました。クリスマスイブの日、私は仕事を終え　高速バスに４時間ゆられ、彼が住んでいる町の最寄駅に到着。

しかし、待っていたはずの元彼はおらずメールを確認すると「社会人バスケの試合終わり、飲み会に誘われ少し参加してくるので、お迎えは遅れます。」のメッセージ。

地方の駅で周りにはレストランも無く　とても寒かったので、駅の改札横にある、薄暗い待合室の中で彼の到着を待っていると…そこに入ってきたのは、なんと私の職場の先輩でした！！！

２人で「えぇぇぇ！！！」と叫んで訳を聞くと、実は先輩　めちゃくちゃ鉄ちゃんで、クリスマスの予定も無かったので　地方の路線電車に乗りに来た、ということでした。

私も事情を説明、すると元彼が到着するまで一緒に待ってくれることになりました。職場ではとても寡黙で穏やかな先輩でしたが、電車の話をたくさん聞かせて下さり、一眼レフで撮影した電車の写真を見せてくれたりと、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

共カレが車で駅に到着した後は、３人で焼肉を食べに行きました。

あの日の偶然は、これからも絶対に忘れないと思います。先輩のFacebook更新はずっと止まったままだけど、今も元気かなぁ。（元カレはどうでもいい）。

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