本日の偶然案件

本部長、秘書、スタッフのみなさん、リスナー社員のみなさま、おつかれさまです。

本日の案件、私が二十代の頃の話です。
夏なので怪談っぽい話です。

当時私は、年上の女性（仮にAさん）に恋をして振り回されまくった後にフラれて間もない頃でした。いつも違う彼氏がいるのに、ちょいちょい私に連絡してくる恐ろしい人でした。
しかし、とあるきっかけで別の女性（Bさん）と知り合い、何回か飲みに行ったりしていい感じになっていて、なんとなく「これで忘れられる」などと思っていました。

そんな頃の5月のある日、Bさんと一緒にお祭りに遊びに行くことになり、「デートだ！」とウキウキ気分で出かけました。「今日は俺告白しちゃうかもしれないな！」とちょっと緊張しながら電車で待ち合わせ場所に向かう途中。
隣の車両との扉がガラッと空き、男女の2人が出て来ました。女性の方、Aさんでした。「え？なんで？どゆこと？」とパニックになり鼓動が急に高まり、変な汗が出てきました。
向こうが気づいたかどうかわかりませんし、こちらから話しかけることもしませんでしたが、間違いなくAさんでした。

やっと新たな出会いを見つけて、今日告白しようかと思っているまさにそのタイミングで目の前に現れる。「忘れさせないよ」という呪いのようで、怖くなり、その後なんか笑えてくる出来事でした。

ちなみにその日、無事Bさんに告白しましたがフラれました。笑　ただ、その後2回付き合って別れる大恋愛に発展しますが、それはまた別のお話。

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