幸せなる邂逅、美味きかな
茄子、ある?
梅干し、ある?
大葉、ある?
茗荷は?
よし、作ろう。
◉茄子、2本
◉茗荷、2本
◉大葉、2枚
◉梅干し、4個
◉濃いめの和風だし、300cc
◉醤油、大匙2
◉酢、大匙1
◉砂糖、小匙2
茄子はぷっくりと太った大きめの個体を選んだ方が良い感じ。
ヘタ落として、皮をきれいに剥いてしまう。この料理は皮を剥いた方が美味しくなると思う。
色落ちを心配する必要もなくなる。
皮剥きが済んだら縦二つにパンと割り、水につけて5分ほど、少しアク抜きをしておく。
アク抜きしている間に茗荷と大葉を刻む。
茗荷は繊維に沿って縦に千切りに、できるだけ細く。
大葉は繊維を断ち切る向きで、細く千切りに。
梅干しは種を外して包丁の峰で叩く。
叩いたらボウルなどの器に入れる。外した種もそのまま入れてしまう。
そこに濃いめの和風出汁300cc、醤油大匙2、酢大匙1、砂糖小匙2を入れて少し攪拌する。
和風出汁は昆布を主にして、鰹出汁を足す感じで。
時間をかけてイチから出汁を取るも良し、手っ取り早く出汁粉を使うも良し。
これで漬け汁が完成。
アク抜きが済んだ茄子、今度は蒸らす。蒸し方は普段やっている方法でどうぞ。
鍋と網を使って蒸らすも良し、ラップしてレンジでチンするも良し。
大事なのは蒸らし過ぎて茄子がグチョッとならないこと。ここだけ神経使うべし。
蒸らし終えて粗熱取れたら縦に四つに切り、密閉できる容器に並べていく。
その上に茗荷をパラパラパラと、またその上に大葉をパラパラパラと散らす。
最後に漬け汁をダバーっと入れたらキッチンペーパーとかラップをぴったり被せて、容器の蓋をする。
冷蔵庫で冷やして、30分もしたら味が茄子に浸み始めているので爽やかに食べられる。
味が浸みきって本当に美味しくなるのは半日くらい経ってから、かな?
茄子2本分の分量で書きましたが、どうせならたくさん作って常備菜にしてください。
梅干しと酢が入っているせいか、傷む心配もしなくて済みます。
あ、茗荷と大葉は刻む前に軽く水洗いしてくださいね。
茄子と梅干し、幸せなる邂逅、美味きかな。
鴻の親父(おおとりのおやじ)
男性/66歳/埼玉県/居酒屋やってます
2024-07-12 15:19