本日の案件
皆様、お疲れ様です。
中学生の時、体育の授業でバスケをやっていた時のことです。
運動が大の苦手である私は、こっちにボール来ないでくれ!と思っていたので、真面目にやっているふりをしながら、ボールを持っている人たちと、さりげなく距離をとっていました。
しかし、途中で運悪く同じチームの人がこちらにボールを投げてきて、私はそれをキャッチしてしまいました。
どうすればいいんだ?と、その場で頭をフル回転させたのですが、ひとりでドリブルしながら突き進むのは自分には不可能だろうし、止まっていたら相手にボールを奪われそうだし、そもそもずっとボール持ってたらダメなのでは?などと混乱してしまいました。
するとその瞬間、私に手を差しのべるかのように「ヘイ!」という声が聞こえて、自分では判断ができなくなっていた私は、咄嗟に声のしたほうへボールを投げました。
そこにいたのは相手チームの人でした。
しまった!と思うのと同時に、同じチームの人が「おいおい…」と呆れる声が聞こえて、私はその場から消え去りたくなりました。
客観的に見たら、あの瞬間、私は突然相手チームの人にボールをパスするという意味不明な行動をした変な人でしかなかったわけで、いまだに思い出す度に恥ずかしくなります。
デネボラ
男性/25歳/栃木県/事務職
2024-07-16 14:09