本日の案件

本部長、秘書、お疲れ様です。
本日の案件。
私は実家にいた頃飼っていた犬へ言葉を贈りたいです。

ハッピー！
私が小4の頃ペットショップで一目惚れして、そのペットショップへ通いつめて、ようやく母に飼うことを認めてもらい、一緒に暮らし始めることになった。めちゃめちゃ美形のゴールデンレトリバー。ハッピー。
俺が飼いたいって言ったのに、中学、高校と散歩サボったりするときもあった。
両親共働きで俺とハッピーしかいない時も多かったのに、俺は放ったらかして友達と遊びに行っちゃったこともあった。
あげく、高校卒業して就職のためにハッピーを置いて上京して両親に世話を任せっきりになった。
7年前の6月、母にそろそろ危ないかもしれないと言われ帰省したらハッピーは案外元気で、なんだ元気じゃん、と俺は東京に戻ってきた。
9月も休みが取れたので帰省したら、母が迎えに来てくれた車の中で「7月に亡くなった」と告げられた。
こんなに涙出るんだっていうぐらい泣いたし嗚咽した。
でも、それなら、
もっと一緒にいれば良かったじゃないか
もっと一緒に遊べば良かったじゃないか
当時は後悔ばかりが胸に広がりました。
今も後悔が無いわけではないし、別れが怖すぎて多分もう動物と暮らすことはできません。

けど、ハッピー出会えて良かった。
一緒に成長できて良かった。
多感な時期に一緒にいてくれてありがとう。

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