アンビリーバボーなできごと案件
皆々様お疲れ様です。
そうですね。夏も夏なのでホラーな話しをしましょうか。
あれは大学生の頃、研修で海外に行っていた時の話しです。
私が泊まったホテルの部屋は38階。2人一部屋で、部屋の中もマンションの様にリビングとベッドルームが2部屋あるような間取りに友達と2人で使っていました。
夜中の3時、眩しくて目を覚ますと、寝るときに閉めていたはずの部屋のドアが開いており、友達が寝ている部屋の方から怪しげな緑色の光が…ピカッ…ピカッと点滅ているではありませんか。
「何かがおかしい」そう思い、おもむろに携帯から隣に寝ているであろう友達へ電話を掛けました。寝ていて出れなければ御の字。電球の故障で済む話しだと思い、息を呑みながら電話を鳴らすと…「ザー、ザー、ザー」と砂嵐の音が鳴り続けました。
「うわぁー…出たぁー…これ本物じゃん、マジかー…」と思った私。
そうここは38階、下手したら窓から霊に落とされるかもしれない。なんて映画みたいな想像をリアルに感じ、背筋がサーっと冷えていったのを覚えています。
武器にできそうなハンガーとバスタオルを持って、友達の安否を確認するために隣の部屋へ。
不自然に光る丸い緑色の光。どう見ても寝る前につけていた照明ではないのは確かです。
そして友達の部屋をそっと覗き込むと…
そこに霊の姿はなく、ベッドの中で苦しむ友達の姿がありました。
すごく怖いので、友達に声を掛けてなんとか起きてもらい。大丈夫?と問いかけると。
どうやら金縛りに合っていたらしく、加えて耳元で男の人が「苦しめー、苦しめー」と言っていたそうです。
その日は2人で肩を寄せ合って過ごし朝を迎え、睡眠不足の中、朝食時に顔を合わせた他の同級生に合ったことを話しました。もうとにかく安心したい気持ちの一心でした。
後日、私が見た緑色の光はオーブではないか?という話しもありましたが、まさか日本で友達の家に泊まっていた時、夜中に遊びで写真に撮っていた白い玉のオーブを肉眼で見るなんて思わないじゃないですか!!!
まぁ、本当にオーブだったのかは、今となってはもう謎のままですが…
海外はアンビリーバボーなことが起きるんだな。と思いました。
ミギナナメヒダリ
女性/33歳/東京都/会社員
2024-08-08 02:17