ステップ2

「意中の女性とデートを重ねて距離が縮まってきたら第2ステップとして頑張って手を繋いでみましょう。」
なるほどね。確かにいつまでもそのままじゃ何の進展も無い訳だから少しずつステップアップしていかなきゃいけないのは当然だよな。
だが、恥ずかしながら俺はどのくらい距離が縮まってるのかが計れなくて「もし自分が思ってる程距離が縮まってなかったらどうしよう」なんて不安になっちゃうし、そもそも論として相手の立場になって考えてみた時、俺に手を握られるなんて考えただけでぞっとするのではないかと思っちゃうんだよな。
だから「キャー」って叫ばれて逃げられしまい友達としての関係もなくなってしまうのが怖くて中々その勇気が出てこないよ。
うーん、俺は面倒臭い男だな。
あ、これ今実際にある事ではないですからね。
あくまで過程の話というかそういう場面に遭遇した時を想像しただけです。

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