手段と目的と
とある情報番組にて。
今後の政局をにらんで「若者の話を聞いてみよう」といった企画に呼ばれたのは与党も野党も合わせて、各党の『学生部』に所属している皆さん、
政治に関心を高めながら、それぞれに思うところあって、多くは政治家を志して『書生さん』のように党が主催する勉強会に参加などされている皆さんのようです。
ワイは政党に『学生部』なるものがあることすら知らなかったけども。「へ〜」と感心しながら、彼ら彼女らの意見を聞いてみた。
これがもう、なんというかw つまらなかったwwww
話はまとまっているし、丁寧でソツがないけど、まるでどこかのコメンテーターがいいそうな事しか言わない。
少なくとも『自分はこういう政策を実現したい』という意志を感じなかった。正直ガッカリしました。
「テレビで炎上などしないように」とか?
だったら経験豊富なおじさんおばさんのコメンテーターの話のほうが説得力もある。わざわざ若者とカテゴライズして意見を求める意味がない。
たぶん彼らは政治家になりたくて、いずれ政治家になるのだろう。「政治家になるにはどうしたらいい?」ということで選んだのが『学生部』ということか。
まるで『専門学校』や『養成所』かのような。
単なる『モラトリアム』でしかないように感じた。
それは政治家になる手段のひとつかも知れないが、国民にとって大事なのは、その人がどういう政治をしたい人なのか?という目的のほうであって。
それは政治家に限らず、多くの職業は本人が「なりたい」という気持ちよりも、他人やお客さんから『やらせたい』と望まれて仕事は成立するもので、政治家など何万人の有権者に望まれるべく、その最たるものだろう。
『自分はこういう政策を実現したい』という目的を示したり、説得しなきゃ、始まらない。『始めに言葉ありき』のはずだが、肝心の言葉がない。
いずれ『何者か』になれるように期待してはいるけど、青春は貴重だから(笑) もったいない、とか思っちゃう。あまり時間を無駄にしないほうが良いと思う。
コーギーモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2024-08-18 16:27