案件
本部長、秘書、リスナー社員のみなさまお疲れ様です!
私は知らないおばさんに買ってもらったかき氷を思い出します。
小学校低学年くらいの時におばあちゃんの家の近くのお祭りで迷子になってしまったことがありました。
母を探す私にその方が「お母さんは?」と声をかけてくれて、気にかけてくれる人がいて安心したのか、私はその場で泣きだしてしまったのです。
その方に迷子センターに連れられ、場内放送で迷子のアナウンスが流れて母が迎えにきてくれるまでの間、その知らないおばさんはずっと私のそばにいてくれました。そしてその時、かき氷を買ってくれました。テントの下のパイプ椅子で食べたそのかき氷には赤いシロップがかかっていました。
その後母と合流し、私はちゃんとお礼を言ったのか、何もなかったかのようにその方とお別れしてしまった気がします。
もう20年ほど前の出来事ですが、今でもその光景を鮮明に覚えています。次、もしその方に会えたら改めてお礼を伝えたい、そんな思い出のかき氷です。
不思議は不思議なままで不思議
男性/27歳/東京都/会社員
2024-08-20 14:27