思い出のかき氷案件
本部長、秘書、社員の皆様お疲れ様です。
思い出のかき氷案件、高校生だった頃、夏限定で海の家でバイトをしていました。
そこのオーナーは、私たち高校生バイトにラーメンや丼もの、かき氷までひと通りの作り方を教えたら、あとは自分たちの自由に工夫してメニューを考えてお客さんに提供するよう指示をする自由で変わった人でした。
そこで当時はかき氷と言ったら、メロン、イチゴ、ブルーハワイ、レモン、練乳くらいしかシロップが無かったのですが、私たちはステンレスバケットに濃いめのインスタントコーヒーを入れて、製氷機で氷にしたコーヒー氷を考え、それを提供したところ、今で言う大バズり!上から練乳をかけてミルクコーヒー氷もメニューに追加して海水浴よりもコーヒー氷を目当てに来てくれるお客さんまでいたほどの人気が出ました。
ちなみにコーヒーは氷にすると下側が濃くなるので、かき氷機にセットする時に調整しながらなるべく味を均一化していました。
当然売り上げは過去最高の年となり、オーナーから臨時ボーナスが出るなど、高校生ながらに働きがいを感じた充実した夏休みでした。
あれから何十年か経ちましたが、今でも皆んなで考えたあのかき氷の思い出は色褪せることなく記憶に刻まれています。
イワイエキ
男性/45歳/東京都/公務員
2024-08-20 15:52