本日の案件
お疲れ様です。
私には数少ない友達の中に小学生からの友達がいます。もう30年以上の付き合いです。
その子とは実家も近所なので、家同士で仲良くしており、よくお互いの家で夕飯を食べていました。
うちの両親を名前で呼び、特に父はその友達が大好きで、メールのやり取りもしていました。
そんな中、高校の時に父が仕事中に倒れ、救急車で運ばれてしまいました。
私は連絡を受けましたが、どう言うことか理解ができず、真っ先にその友達に電話。
その時の記憶は曖昧なのですが、
「大丈夫?今からその病院に行くわ」と
バイクで駆けつけてくれました。
心臓の血管が裂けたという事で、生死をさまよう大手術なり、終わったのは深夜3時頃。
それまでその友達はずっと一緒にいて、励ましてくれていました。
記憶にはないのですが、どうやら私はかなりテンパっていた様で、急に父を探そうとしたり気が動転していたようです。
そして手術が終わり、集中治療室に行き、友達も一緒に父の名前を呼びかけてくれました。
後から聞いた話では集中治療室に入れるのは一親等までとのことで、どうやらバタバタしていた病院側と何も知らない私たちですれ違いが起き、友達も集中治療室に入れた様です。
父が目を覚ますのには2週間もかかり、その間も友達はお見舞いにも来てくれました。
その後父はすっかり回復して、後遺症もなく今も元気にやっています。
あの時ほど友達が支えになってくれた時は生涯ありません。
友情と言うか…ほぼ家族みたいな感じです。
おばあちゃんになってもこの友情がずっとずっと続きますように。
レモンくのいち
女性/39歳/神奈川県/自営・自由業
2024-08-26 16:51