案件:親友の結婚式

大学1年の春、「社会人になったら、損得以外で友達を作る事は難しくなるから、大学生の内に友達を作っておいた方がいいよ。」と、教授が言っていました。自分は「そうなのか。」と真に受けて、「社会人とは、つまらないのだなぁ。」と、冷めた感想を持ちました。

社会人3年目の春、仕事が嫌で嫌で仕方がなかった私は、同期と飲みに行って、会社を辞めようと思うと、言いました。
その時、仲の良かった同期が、「来年、彼女と結婚しようと思う。結婚式に来てほしい、だからそれまで、やめないでほしい。」と、引き留めてくれました。

それから、コロナが始まって2年くらい、余裕も無くなって、希望が持てなくなった中、引き留めてくれた彼がついに入籍したと、教えてくれました。「秋には結婚式を挙げるから、そこで、友人代表のスピーチをしてほしい。」と、言ってくれました。自分は、自分の事のように舞い上がり、嬉しかったです。

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