本日の案件
本部長、秘書、みなさまお疲れ様です。
社会人になって数年経った頃、私は当時お付き合いしていた人に振られ、思いのほか落ち込んで引きずっていました。それを陰ながら見ていた、幼稚園時代からの友人。見て見ぬフリできなかったのか、突然「ハイキングに出かけよう!」と、普段することのないハイキングに誘ってくれました。「いい景色を見て体動かしたほうが、気持ちがほぐれるから」と目的地、現地までの行き方、登り口など、下調べも全部してくれていました。
ハイキング道中は、恋愛の話はまったくせず、普段からするような笑い話をダラダラとしながらのんびりとハイキングをし、目的地で富士山や海を見ながらおにぎりを食べました。なんてことはないプチ旅行だったのですが、ちゃんと見ててくれて本気で心配してくれていたことが嬉しく、気持ちが少し軽くなり、呼吸が楽になったような気がしました。
今は会う頻度は減ってしまったけれど、数年ぶりに会っても、会わなかった期間を感じさせないくらい、いつでも同じ距離感と感覚で会える大事な友人です。
くりくりごはん
女性/--歳/静岡県/会社員
2024-08-26 18:44