激アツ案件 先生!!!最高っす!
本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
私が高校1年の時に担任だった原先生のことを書きます。
私の母校では入学して間もない頃に移動教室(林間学校)を実施していました。
まだ入学したばかりなので、クラスメイトとはそれほど仲良くもなく、正直なところ...かなり憂鬱でした。でも、唯一救いだったのは、担任の先生がジャッキー・チェーンに似ていて、優しくてすごくかっこいい先生だったのです。先生がかっこいいから移動教室も楽しく感じていたのですが、まさかの、クラス対抗長縄跳び大会なんてものが予定されていました。私は運動が大好きだったので、正直長縄跳びは楽ちんな方でした。でも、長縄跳びが苦手な子もいて、何回も何回も縄に引っかかる子がいたのです。その子が引っかかるたびに、「は?なんで跳べないの?」って、冷たい気持ちが湧き上がっていました。その子は、何回も何回も縄に引っかかり、次第には泣きそうな顔になってきました。クラス中が嫌な空気になったその時、私は誰よりも先に、絶対に言ってはいけないことを言ってしまいました...。
「....いい加減にしてほしいんだけど。」と...。
小さな声で言ったつもりだったのに、その発言を担任の先生は見逃さなかったのです。
「おい!今の誰?今さ、いい加減にしてって言ったの誰だ?」と、私の方を見て言いました。
私は、「私です。」と言いましたが、次の瞬間...
先生が私のとこに来て、「りっちゃんは勉強もスポーツもできる。でもな、りっちゃんも大人になれば絶対に分かる。苦手なことに対して、真面目に努力して出来るように頑張る人って、かっこよく見えるんだよ。今は分からなくてもいいから。いつか絶対に、先生の言葉を分かる時が来るから。いい加減にしては、努力している人に言ったらダメだ。」と言いました。
その時は、なんだか訳が分からず涙が出てしまいましたが、先生の熱い言葉は、大人になった私を支えてくれています。今の私は介護福祉士を目指す人たちを育成する立場です。思うように出来なくて泣く人たちもいますが、出来るようになるために、一生懸命頑張っている人はカッコいいなと、心から思える日が来ました。報われない努力はないという言葉がありますが、本当にそうなんですよね。
原先生...今でもお元気でしょうか?先生から頂いた言葉は、形のない素敵な教科書でしたね..。
ゴリサ
女性/39歳/東京都/会社員
2024-08-29 01:17