人生に一つでも

大好きな川村記念美術館が、来年1月から休館になるニュースが飛び込んできた8月おわりから、心がぼんやり暗いです。休館ののち、東京に規模を縮小して移転するか、もう閉館になるかどちらか、というような旨の内容でした。
わたしはお金持ちではないので作品を買って引き止めることはできないし、どうすることもできません。存続の署名して、祈ることしかできない。

人生で、通える範囲の場所に、何度でも行きたい美術館がひとつでもある、というのは大きな心の支えでした。
素敵な美術館はたくさんあるし、好みももちろんあるけれど、広い庭園と素晴らしい作品と、すべてがしっとり自分を満たしてくれる川村記念美術館が大好きでした。
どうすることもできないけど。自分ではどうすることもできないことにモヤモヤすることってあまりないから、ここに書きました。

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