実家がスナック

皆様、お疲れさまです。

私の実家はスナックでした。

シングルマザーの母親が
ママとして経営していて、
私が大学生の頃は、手伝いをしてました。

ビールをついだり、水割り作ったり、
洗い物をこなし、
カウンターや手洗いの掃除をしてました。

20歳を越えると、おじさんお客様から
「おい！飲め！」と強制的に飲まされました。

横では、俺の母親を、
別のお客さんが口説いてたり、
まぁ若い頃から社会のディープな部分を
見ることが出来ました。

その後、私は卒業してサラリーマンに、
母は10年前、80歳になったので
お店をたたみました。

社会人の私は、
あの頃の「酔っ払いオジサン達」を見てきたので
「あういう風にはなるまい」と
心に誓って、飲み屋街に繰り出してました。

とはいえ、振り返ってみれば、
あのオジサン達と私は、
あまり変わらなかったようにも思えます。

お袋には「80までよく頑張ったね」と
引退記念に、
シャネルの5番をプレゼントしましま。

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