伝説のお年寄り

中高と所属していた剣道部の師範のおじいちゃん先生がすごかったです
いつもニコニコしている穏やかな人で指導するときもすごく優しく教えてくれていました

部員全員が慕ってたものの、強いのかどうかは正直疑っていました
そんなある日の稽古で師範が部長(当時3段)と模擬戦をすることになり、みんな興味津々で見学してました
始まるや否や竹刀がぶつかる音がしたと思ったら部長の手には竹刀がない、しばらくしたら竹刀が落下する音が稽古場に響きわたってました
部長の面を優しくペチッと叩いて「ふふふ、僕の勝ち〜」と笑ってる師範
なんか漫画のキャラクターみたいでした

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